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大丈夫か? [道具全般]

「大丈夫か?」・・・2017年のHOYTラインアップを見たときの第一印象です。

http://hoyt.com/target-recurves/risers

ここ最近はショップで触れる機会もないので、完全にホームページを見た限りの印象でしかありませんが、2017年のHOYTはある意味「賭け」に出ている気がします。

不評だったProdigyシリーズを電光石火で廃盤にしたのは当然としても、近年のHOYTとしては珍しく評判が高かったGMXまでも廃止し、上位モデルを全て一新するという、かなり思い切った変更が施されました。

GMXは(管理人の記憶が正しければ)2010年ごろに発売されたモデルですが、最近に至るまでその実績には目覚しいものがありました。その間に多くのモデルが発表されては消えましたが、直近のProdigyも含め、いずれもGMXほどの戦績は挙げられていません。言い換えれば、少なくともこの6年間、HOYTはGMXを超える製品を世に送ることできないまま今に至っていることになります。その証拠に、1年や2年で販売終了になる製品が横行する中で、GMXは6年間も売れ続けています。今回、それを捨てるという英断を下したわけです。

失敗作だったProdigyはともかく、虎の子のGMXも終了した今、後継機のスペックはどうなのかが当然ながら大きな問題になってくるのですが、ここは実際に触っていないのでなんとも言えません。社内でもいろいろな議論があったでしょうし、どんなロングセラーでもいつかは終了するので、ことさらHOYTの判断にケチをつけるつもりはありません。

ただ、新たに発表されたFormula FactorやGP Epikを「買いたいと思うかどうか」については、個人的にはっきり「NO」です。理由はただ一つ、高すぎるから。ハンドルだけで12万円ですよ。値引き後でもショップではおそらく10万円を超えるはずです。上級者でさらなる高みを目指す人ならともかく、これから競技者としてのスタートを切る人にとっては、あまりにも金銭的ハードルが高するし、そもそも同等レベルの製品でもっと安く買える製品は他にあります。Prodigyで不評だったシステムを大幅に改良したとはいえ、このシステムにGMXからさらに数万円の追加的価値を見出すのは少々無理があるのではないでしょうか? 実勢8万円代くらいであれば検討に値すると思いますが。

海外はともかく、初心者からいきなり最上位機種を勧める傾向が強い日本では、少なくともこの価格設定は裏目に出るのではないかと思います。

大丈夫かな、来年のHOYT・・・(-"-;)


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Mybo WAVEハンドルとSynergy カーボンリム(2) [道具全般]

さて、前回予告した2月最終週から2週間も後ろ倒しになってしまいましたが、WAVEハンドルとSynergyリムについて、おおよその雑感がつかめてきました。以下、簡単に整理します。

(1)引き感
リムを初めて手にした時は硬そうな印象を受けましたが、実際に射ってみると驚くほど引きが柔らかいです。これはリムそのものの柔らかさもさることながら、ハンドルの材質も若干関係しているかもしれません。
JPアーチェリーさんのブログによると、「リカーブハンドルでは珍しい6082アルミ合金を使用したモデル」であり、「メーカーではこの素材を使用する事でしなやかさを出すと言って」いるとのこと。しなやかさにハンドルがどの程度まで寄与しているかはわかりませんが、少なくとも引きやすさに関しては一定の効果は発揮しているようです。

http://archerreports.org/2015/12/mybo-wave%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%81%8C%E5%85%A5%E8%8D%B7%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82/


(2)安定感
どのハンドルもそうですが、普通にそのまま組んだのではまず安定しません。WAVEハンドルを管理人がいじった限りでは、ブレースハイトが8インチを超えたところでリムのバタつきが収まり、8+1/4インチ付近で安定しました。ストレートな形状のためか、リムボルトを緩めただけではこのハイトになりません。管理人の場合は、弦sを10〜15回程度捻ってこのハイトにたどり着きました。

(3)グリップ
管理人の場合、グリップが滑ってしまい、ピボットをうまく押せませんでした。
ひとまず、滑り止めのテープを貼って対応しています。滑りさえしなければ、それなりに押しやすいグリップです(かつてのヤマハとほぼ同じ形状です)。

(4)スピード
近射で1本射った瞬間、あまりスピードは乗らなさそうな感触だったのですが、実際に距離を射ってみたら思った以上にスピードが出ませんでした(笑)。今しばらく短距離アーチャー生活が続きそうです^^;。だからといって、これといった不満はありませんが、引きやすさを踏まえると、もう2ポンド高いリムにしてもよかったかもしれません。


総じて、ハンドル自体が軽いのでセッティングの自由度が高いのと、純正リムを組んだ場合の引きやすさは大きな魅力です。また、チューニング次第ではありますが、競技用の弓としては「そこそこ」といったところ。そもそも、値段が値段(ハンドルとリムを合わせても7万円未満)なので、性能は価格相応といったところだと思います。初めて弓を買う、しかし予算が少ない、という人にとっては有力な選択肢と言えます。ただし、Synergyリムは今のところ国内で流通していなさそうなので、価格帯が近い代替品としてはSFアーチェリーのELITEリムやPSEのX-Pressionあたりになりそうです。
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Mybo WAVEハンドルとSynergy カーボンリム [道具全般]

先週の水曜日に、ようやく発注していたリムが届きました。
改めて紹介します、MyboのSynergy カーボンリムです。

IMG_3025.JPG
表が白、裏が黒という組み合わせです。表はいいのですが、裏が黒というのがちょっと・・・(笑)。
見た目はいいのですが、夏場は特に反射熱を思いっきり吸収しそうなので、少し気を配る必要がありそうです。せめて濃いめでいいのでシルバーあたりにしてもらいたかったです。

それと、チップの先端がとても短いのも特徴です。シューティングにどう影響するかは、ある程度の本数を重ねないとなんとも言えません。ただ、それ以前にストリンガーでは弦を張りにくく、コツとまではいかないまでも少し慣れが必要です。


IMG_3026.JPG
リムに描かれたデザインはなかなかのものです。根元部分もMyboのロゴが2つ、近い位置に描かれていますが、しつこさを感じさせません。塗装は若干のズレがありましたが、3万円を切る価格を考慮すると許容範囲だと思います。


IMG_3028.JPG
組んでみるとこんな感じ(ドアストッパーが邪魔ですが)。ハンドルとのバランスの良さが光ります。芯材はフォームコアです。


さっそく本日、春一番が落ち着いた時間帯をはかって基本チューニングを行ったのですが、射ったときの所感などについては次回(おそらく2月27日か28日)の練習の後にまとめたいと思います。



IMG_2982.JPG
ハンドルのことで一つ補足ですが、RXと並べてみると、基本設計はかなり踏襲(というよりも丸パクリ?)しているようです。詳細は別で触れますが、少なくともチューニング中はRXとほぼ同じ感覚で引くことができました。

(つづく)
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Mybo WAVEハンドル [道具全般]

ついに届きました。
JPアーチェリーさんから購入した、Myboの新ハンドル、WAVE。中級者向けの製品で、お値段は32,800円。管理人が現在使っているHOYTのFormula RXからグレードダウンということになります。

なぜ、お金を払ってまでわざわざグレードの低いものを? と思われるかもしれませんが、これはある意味で賭けのようなものです。アーチェリーを再開してからはや7年、その間SHだけをとってもトップ並みの点数はおろか、620点すら叩いたことがありません。長距離にいたっては、未だに70Mのサイト付けすらできていません。それなのに、道具だけは最上級のものを使い続けている。次第に、「これって、なんだか変じゃないか?」と考えるようになりました。 いくら、市販のQuattroとトップ選手が使っているQuattroは中身が違うとはいえ、道具の力を引き出せていないことには変わりはないわけで、初心者ならともかく、長く続けている身として本当にそれでいいのか、疑問に感じることが多くなっていました。

そして、肩の痛みを感じるようになったのを機に開き直ることにしたわけです。どうせ当たらないなら、今の実力に見合った道具にしてみよう、と。ついでに、肩の負担を少なくするため、66インチから68インチに戻すことにしました。今回、そのためのハンドルが届いたわけです。

前置きが長くなりましたが、ざっと見た感じの雑感です。

image1.JPG
外観はこんな感じ。なんとなく新鮮味がないというかなんというか・・・(笑)。どことなく既視感がある(悪く言えばパクリ感満載の)ハンドルです。HOYTのRadianやEranとSFフォージドハンドルを足して2で割ったような感じでしょうか。全体的な仕上がりは、想像していたよりもレベルが高く、塗装ムラや手抜きっぽいところは見当たりませんでした。

image3.JPG
グリップはラバーっぽく加工が施されたプラスチック製。ヤマハに近い形状です。
クリッカープレートは完全にWin & Winのパクリとしか思えません(あるいはWinもどこからかパクっていたのかもしれませんが)。

image4.JPG
リムポケットはPSEのX Appealのようにフラットな作り。これが、本製品が軽量化されている理由のひとつと思われます。
また、低価格の理由と思われるのがリムボルト。重厚感と塗装感がゼロで、チープな香りがプンプン漂ってきます。見た目はHOYTのプロティラーボルトに似ていますが、可動式ではありません。

image6.JPG
センターにはブッシングが入っていますが、アッパーとロアーはハンドルに直接ネジ穴が開けられています。これも低価格(ついでに軽量)の理由のひとつです。

image5.JPG
チープな割には、「イギリス製」であることだけはさりげなくアピールしています。目に付きにくいところでPRするところがニクいですね。こういう演出は大好きです。センター調節は韓国メーカーがよく使っているものが採用されています。

image2.JPG
真後ろから見たところ。一見すると一般的なハンドルと同じバランスに見えますが、同じフラットなリムポケットであってもPSEのように全体のメリハリが効いた構造になっていないためか、上下のリムポケット部がかなり軽いです。実際に射ってみないとわかりませんが、ローリングを防止するための上下ウエイトは必須になるかもしれません。。

パッと見た感じでは、オリジナルな要素は皆無(笑)。オーソドックスというか、手堅く無難な作りのハンドルです。リムが届くまでしばらく期間がかかると思うので、その間は手持ちのRXや旧式のNexusといろいろ比べてみようと思います。


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2016年の新製品 [道具全般]

久々に道具の話です。
2016年の新製品、各メーカーからだいたい出揃いました。どのメーカーも、話題性の高い新製品はなさそうです。

HOYTは今年に入って、Prodigy RXを急遽発売したこともあり、目立った新製品なし。ロングセラーのGMXが今回も引き続きラインアップされたのはいいことだと思います。
http://hoyt.com/

Win & WinとSFもラインアップは変わらずの印象。WIAWISハンドルにフラッグカラーを含む11もの新色が登場したこと以外、特に話題はなさそうです(これはこれで、選ぶ楽しさが増したとも言えますが)。
http://win-archery.com/

マイナーなところでは、フランスuukhaは2015年をそのまま継続と発表しています。
http://www.uukha.com/en/news-produit-en.php


そんな中、今年はイギリスのMybo(Merlin Archery)がやってくれました!中級者向け新型ハンドル「Wake」の発表です。
12119912_515176015308081_6859109758184498029_o.jpg
※Myboのfacebookページから拝借しました。

どことなく既視感満載のデザイン。「頑張った自分にクリスマスプレゼントを」という粋なキャッチフレーズ。「誇り高きイギリス製」って、イギリスは製造業がとっくに廃れていたのでは?と突っ込みたくなるベタなアピール。かえって購入意欲をそそる一品です(笑)。MKやInfitec等の新興メーカーは大概、最高級モデルから売り出すのですが、このブランドは中級者向け商品が中心という、めずらしい存在。Wakeは12月に売り出されるということですが、日本ではJPアーチェリーさんが取り扱うようです。
http://archerreports.org/2015/10/mybo%E3%81%8B%E3%82%89%E6%96%B0%E5%9E%8B%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB-wake%E3%81%8C%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%80%81%E5%85%A5%E8%8D%B7%E3%81%AF%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82/

つらつらと書きましたが、値段と性能のバランスで考えた場合、イチオシはやっぱりGMXハンドル+Quattroリムかもしれません。Winのカラーリングも面白いですが。
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サイトについて [道具全般]

サイト(照準器)はベアボウ以外の競技には必須の道具です。狙いを定めるための道具、ただそれだけのことなので、ちゃんと見えるものであれば何でもいいというのが本質だと思います。

ただ、実際にそれでシューティングを始めてみると、物によって使い勝手がずいぶんと違うことがわかります。微調整のしやすさ、近距離への対応、サイトピンの耐久性等々・・・そして見落とせないのが「固定ネジの数」です。

固定ネジの数が多いほど、射った時の衝撃で緩みが出やすいポイントが増えます。射った瞬間に緩んだネジが音を立てて不愉快になるだけでなく、緩んだ影響でエイミングの精度自体が落ちることもあります。全てのネジが常にしっかりと締めてあるかをチェックするのは、けっこう面倒なものですし、気が散ります。緩みを気にするのはスタビライザーとプランジャーだけで十分なので、その他の道具でこういった面倒はできるだけかけないに越したことはありません。サイトを選ぶときは、こういった観点も頭に入れながら検討するといいでしょう。

ss_ultimaRC_mv.jpg
その意味では、シブヤのアルティマサイトは強くお薦めできるサイトの一つです(写真は同社のホームページから)。微調整が簡単で固定ネジの数も少ない割には高さがずれることがありません。そこそこ軽い割には耐久性も高いので長く使えます(それなりのお値段もしますが)。見た目も良い意味でつまらない(余計な自己主張がない)ので、弓のデザインを損ねないのもポイントです。

アーチェリーの道具はたいがい「安かろう悪かろう」の世界です。たとえハンドルやリムは安いもので済ませたとしても、できることならサイトは最初から奮発することをお勧めします。
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リムの芯材について [道具全般]

リム選びのポイントで、単純にも「ハンドルとメーカーを合わせる」と書きましたが、前回の記事でも少し触れたように、芯材をウッドコアにするかフォームコアにするかも迷うポイントではあると思うので、自分なりに少し整理してみました。

<ウッドコア>
 文字どおり、木の芯材です。アーチェリー用に限らず、昔の弓は木でできたワンピースボウでした。現在市販されているウッドコアリム、特に上位モデルには主にメイプル材(楓)が使われています。
 木は昔から使われてきた素材ですから、製造上の技術がすでに確立されています。もちろんウッドコアでもリムの破損はありますが、芯材の損傷よりも接着の剥がれによるもののほうが多いようです。また、洋の東西を問わず、古い建築物は全て木か石でできていることからもわかるように、天然の素材は人工素材より長持ちする、つまり耐久性の高さが最大の強みです。
 また、天然皮革の靴が時間とともに足に馴染むのと同じように、リムもまた射ち手のクセに馴染んでくれるといえます。言い換えれば、ねじれてもそれなりに安定性は保たれるということです。
 ただし、気温の変化による伸縮には気を使う必要があります(特に夏場で直射日光が当たるような射場では、時折リムに水をかけましょう)。このことは当然、かえりのスピードや安定性といった基本性能に直接影響するので、注意が必要です。


grand-prix-limbs-carbon-quattro.png
ちなみに、この記事を書いている時点で管理人が最もお勧めできるウッドコアリムは、自身も使っているHOYTのQuattro(ウッドコア)です。引きやすさ、ねじれへの耐性、かえりの安定性の全てを兼ね備えた一品です。

<フォームコア>
 フォーム(foam)は1995年ごろから登場した人工の芯材ですが、いうなれば発泡スチロールの一種です。意外に思われるかもしれませんが、発泡スチロールは割としなやかで、少し曲げてから手を離すとちゃんと元の状態に戻ります(もちろん、リムに使われているものは発泡スチロールなんかよりもはるかに強くてしなやかですが)。また、少し曲げた状態で違う方向から力を加えても簡単には壊れません。ただ、同じことを繰り返すとあっさり折れてしまいます。フォームコアがねじれに弱いといわれる所以です。
 天然材であるウッドコアと違い、一定の質で作れること、素材の良し悪しの目利きが不要になること、加工が比較的容易であること(木を折らずに曲げるにはそれなりの技術と手間が必要)、といったメリットがあります。もっとも、これらのメリットの多くはメーカーにとってのものですが。
 もっとも、リムは何百回も何千回も強い力で繰り返し射つという、たいへん過酷な環境で使われる道具ですので、本来はしなやかさと耐久性に優れた天然素材を使うのがふさわしい。それを人工素材で実現したのですから、これは考えてみればすごいことです。また、最近は破損トラブルも聞かれなくなってきました。
 ちなみに、ウッドコアと違って気温の変化に強いという話もよく耳にしますが、フォームコアもそれなりに伸び縮みはあるので過信は禁物です。

elite-carbon-hight-foam-limbs4.jpg
この記事を書いている時点で管理人が使ってみたいと思っているフォームコアリムは、SFアーチェリー(Win & Win製)のElite Carbonです。引きやすさ、特にクリッカーゾーンの柔らかさが特徴で、その割には力強くかえりますので、安定志向でもパワー志向でも幅広く対応した一品です。価格が安いのも魅力。


最後に、どの芯材にするか迷ったら、歴史が長く技術的に確立して耐久性に優れているウッドコアをお勧めします。もっとも、欧米メーカーはウッドコアを、韓国メーカーはフォームコアを、それぞれ得意とする傾向もあるようですので、そういったものも参考にして決めるといいでしょう。

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自分なりに考えた、リム選びのポイント [道具全般]

ハンドルと同じように弓の性能を大きく左右するのがリムです。ハンドルが矢の発射台の役割をしているのに対し、リムは矢の発射装置の役割を担います。これらは一心同体なので、リムそのものの性能に加えて、ハンドルとの相性の良さが重要なポイントになってきます。

特に昨今販売されている競技用の弓は、ハンドルとリムの接合部が事実上ILF規格に統一されているので、基本的にどのメーカーであっても接合部の形は共通しています。なので、HOYTのハンドルにWin & Winのリムをつけたり、MK KoreaのハンドルにHOYTのリムをつけたり、メーカー間のクロスオーバーができるようになっています。

ちなみに、HOYTにはもう一つFormula規格があり、ILFとの互換性はありません。Formula規格のリムは現在HOYT製とスコットランドのBorder社製のみ(アダプターをつければフランスのUukha社も)が流通しています(今のところは)。

話を戻すと、Formula以外ではハンドルとリムのメーカー間クロスオーバーがいくらでもできるので、じつに多くの組み合わせが可能であり、ここで迷うことも多々あるのです。

ということで、ようやく本題ですが、リムを選ぶときのポイントはただひとつ。ハンドルと同じメーカーのものを買うことです。理由は簡単で、ハンドルをつくるときもリムをつくるときも、性能や耐久性などのテストは自社製品の組み合わせで行うと考えるのが自然だからです。Win & WinがわざわざHOYTのリムに合うようなハンドルをつくることは考えられないし、HOYTがWin & Winのハンドルに合うようなリムをわざわざ開発するとは考えられません。なので、ハンドルもリムも同じメーカーで揃えることで、弓本体としての性能を発揮しやすくなるといえます。

あとは芯材をウッドコアにするのかフォームコアにするのか、いきなり最高級品から買うのか初心者用からスタートするのか等々ありますが、それについてはショップとよく相談の上で決めるといいでしょう(ちなみに管理人はウッドコア派です)。リムのレンタルをしているショップやメーカーもあるので、レンタルリムを使っている間にゆっくり決めるのもいいでしょう。
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自分なりに考えた、ハンドル選びのポイント その② [道具全般]

ハンドル選びの続きです。
前回書ききれなかった、弓のサイズについてまとめてみました。

【ハンドルの基本サイズは25インチ】
・多くの場合、ハンドルは25インチを基準に作られています。商品によっては23インチや27インチもありますが、それらはたいてい25インチのものを短く(あるいは長く)しているにすぎません。そして、そもそもの事実として大半のモデルlは25インチしか作られていません。つまり、上下・前後・左右のバランスを含めた性能や耐久性は25インチで最適になるように設計されており、同じ製品でも25インチとそれ以外とでは、性能に差が出ると考えるのが自然です。
・したがって、弓の全尺が68インチの場合は、「25インチのハンドル+ミディアムリム」の組み合わせがベストです。66インチの場合、本来は23インチ+ミディアムリムがいいのですが、ハンドルの基本性能は25インチを前提にして作られているため、しかたなく「25インチハンドル+ショートリム」の組み合わせになります。

【25インチ以外は選択肢が大きく制限される】
・問題は全尺70インチの場合で、「25インチ+ロングリム」の組み合わせがいいと思います。27インチハンドルは重量も増すのであまりお勧めしません。ただし、ロングサイズのリムが手に入りにくいのがまた悩ましいところですが。
さらに悩ましいのは64インチの場合です。HOYTからは「エクストラショートリム」なる、従来よりもさらに短いリムが登場していますが、「25インチハンドル+エクストラショートリム」は絶対にやってはいけません(下手するとリムが折れてしまいます)。なので、この場合は「23インチハンドル+ショートリム」になります。
70インチと64インチに共通するのは、ハンドルの選択肢が大きく限られることです。現在は様々な商品が売り出されていますが、27インチや23インチまで用意されている商品はほとんどありません。
・したがって、前回の記事では「デザインや色で気に入ったものを買う」と書きましたが、リムを長くすることで対応できる70インチはまだいいとしても、64インチの場合は残念ながらその恩恵にあずかることはできません。この記事を書いた時点では最新のHOYT ProdigyシリーズやWin & Winの上位モデルのほとんどは23インチに対応しておらず、その他のメーカーもほぼ同様です。

【64インチの選手のハンドル選び】
・23インチのハンドルは(ロングセラー商品として評価の高い)HOYTのGMXほか、Win & WinでもSF(セバスチャン・フルート)ブランドを含めて多少用意されていますが、値段と性能・重量のバランスを考えた場合、個人的にはPSEのX-Appealという商品も有力な選択肢として考えていいと思います。この独特のデザインには好き嫌いが分かれるところではありますが。

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※PSEのX-Appeal、軽くて耐久性が高く、価格もリーズナブル。ミディアムリムとの組み合わせで66インチとしても有効。特に女性にオススメ。



まとめると以下のようになります。

 70インチ=25インチハンドル+ロングリム
 68インチ=25インチハンドル+ミディアムリム
 66インチ=(しかたなく)25インチハンドル+ショートリム
 64インチ=23インチハンドル+ショートリム

ハンドルは、弓の全尺も考慮して選びましょう。

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自分なりに考えた、ハンドル選びのポイント その① [道具全般]

道具選び、まずはハンドル(ライザー)からです。
ハンドルはアーチャーの体に直接触れる唯一の道具であると同時に、矢の発射台になる最も大事なパーツであり、弓の性能を決定づける最も大事な道具のひとつです。

近年は国内で流通している種類が豊富なので、どれを買うべきか迷う人も多いと思います。日本ではHOYT(アメリカ)とWin & Win(韓国)が多く出回っていますが、それでも多数の商品がラインアップされています。試しにこの2社に絞って数えてみたら、2015年4月時点で17種類もの商品が発売されていました(そのうち1機種は生産終了しています)。SamickやUukhaなど他のメーカーも含めると、選択肢はなおさら増えます。もっとも、「どれにしようかな」と迷うのが楽しい♪という面もあるでしょうが、最終的には1本に決めることになります。

そこでハンドルを選ぶ際の決め手ですが・・・同じような価格帯であれば性能に大きな差はないので、デザインや色が気に入ったものを選ぶのがいいでしょう。

もっとも、基本設計の面で細かな特徴や長所・短所があるので、厳密に言えば性能差はあります(もっとやっかいなことに、最高級品だからといって必ずしも高性能が約束されているわけではありません)。ただ、それらを細かく検証するのはある程度経験した人でないと無理でしょうから、デザインや色で決めるというやり方は(道具に愛着を持つという意味においても)あながち間違いではないと思います。

ところで、デザインや色で決め切れない場合はどうすればいいのか? この場合は、より軽いものを選ぶことをお勧めします。ベアボウでもない限り、重すぎるハンドルは百害あって一利なしです。目安としては1,100グラム台、どんなに重くても1,200グラム台に抑えるようにするといいでしょう(これでも充分に重いのですが)。1,300グラムを超える製品もありますが、買い替えならともかく、初めて買うハンドルとしては重すぎるので、初めての1本としてはあまりお勧めできません。

(つづく)

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